Maria Pita Guerreiroの展覧会を動かしていたのは生きた菌でした。ゼラチン状の膜を育てる手吹きのスマイリー・ボウル、オープニングで注がれたスコビー・ドリンク、そしてキャプションのなかで最後まで揺れ続けた言葉遊び。
Maria Pita Guerreiroはガラスと発酵を素材に制作しています。「Happy Gut Feeling」はその二つを同じ棚に並べた展覧会でした。手吹きのガラス器は、生きた培養容器を兼ねています。会期は2025年2月28日〜3月15日。
代表作「Smiley Bowl」(2024年)は、スマイリー・フェイスの刻印を施した手吹きガラスのボウルのセットで、展覧会では発酵容器として使われました。アーティストの言葉を借りれば、ホリスティックなセルフケアのためのフェイスマスクのように、ゼラチン状のスマイリーの膜を生み出します。サイズは25×14cmから26×10cmまでの4種、価格は6,000クローナです。
オープニング・レセプションもテーマに沿ったものになりました。Icha Boochとのコラボレーションによるスコビー・ドリンクが注がれ、ガラス器の中でも、グラスの中でも発酵が進んでいました。
キャプションのなかで、タイトルは最後まで一つに定まりませんでした。案内状には「Happy Gut Feeling」とありますが、複数の投稿では「Happy Guy Feeling」と記され、その言葉遊びはそのまま残されました。開廊時間は水曜日〜金曜日の16:00〜19:00と土曜日の14:00〜16:00。そして1年後、腸は最大のスケールで戻ってきます。Kulturnatten 2026の「Enter Gut」で、ギャラリー全体が消化する生命体になったのです。